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2006年12月5日(火曜日)

ずさんなITベンチャーの実態は・・・

カテゴリー:
    - tomita @ 05時32分16秒

    ここのところ、近未来通信の詐欺事件を通じて、ITベンチャーの実態が言われるようになりました。
    私も、IT関連に関しては、これまでの職歴からしても十分理解しておりますが、
    事業自体に疑問を持つ会社や、ビジネスモデルとして?と思うような企業もあることも事実です。
    さらに、インターネットの普及とともに、ITをビジネスに活用するのは企業にとってメリットが多いことは事実ですがそこに漬け込んだビジネスもあるのも事実です。
    特に、ここにきて、IP電話やら、ホームページのSEO対策やらを進めてくる企業も多くなり、そういったコンサルタントと称して多額のお金を請求するケースもあります。
    IP電話に関しては、確かに企業間でうまく活用することで、これまでの通信費を安くすることも可能ですが、必ずしも、十分な効果が出ないこともあり、これは企業のビジネス形態や取引企業など含めたものを考慮する必要があります。
    また、SEO対策などに関しては、必ずしも、そういったことをしなくとも、十分な成果を挙げることも出来ますし、単純にアクセス数がアップすればよいなどと思うと逆に費用の割りに結果は・・・ということになりません。
    もちろんこういったビジネスは、成功報酬型というよりも一通り対策をしたのでといった感じで、料金を請求してくるでしょうし・・・
    いずれにしても、今話題のITという言葉だけに、中小企業の多くは、その言葉だけでうまくいくと誤解してしまい、結果、契約をしてしまうということも多い気もします。
    ただ上記のビジネスでも必ずしもすべてが悪いわけではなく、IP電話にせよ、SEO対策にせよそれをまともに行って結果を出していくベンチャー企業もあり、この選別をいかに出来るかが、経営判断としては必要な気がします。

    今回の近未来通信の場合、出資金を売上に回すというかなり悪質なものですし、会計士・税理士・社労士等の関与は無く(あったらさすがにすぐバレるでしょうし) 決算公告もせずというものだったようですし、歯止めを欠けることなく、投資家が犠牲になったという感もします。
    今後、被害者の会の弁護士が中心に、投資家の元金回収を行うでしょうが、かなり難しそうな感じなので、もっと早くわかっていれば・・・と感じざるを得ません。
    また、現在、公益通報者保護制度といった制度もあるのでこういった制度の趣旨をもっと理解してもらうことも必要なのかもしれませんね。


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